■ 亜麻仁油(フラックスシードオイル) |
亜麻仁油の主な成分は必須脂肪酸であるオメガ3脂肪酸の中のアルファリノレン酸(αリノレン酸)が50%以上含まれている健康に良いオイルです。
亜麻仁油は炎症系のプロスタグランジンの原料になるアラキドン酸の産生を抑制する効果が認められています。
亜麻仁油の効能としては、アレルギーの炎症抑制に使用されています。
|
|
■ 亜麻仁油(フラックスシードオイル)の効果 |
亜麻仁油の主成分であるαリノレン酸は、オメガ3脂肪酸と言う分類になります。
体内の脂肪酸のバランスがとても大事なわけですが、現代人の多くがオメガ6脂肪酸が過多になってる傾向が多く見られるのです。
健康上オメガ6脂肪酸を減らしてオメガ3脂肪酸を増やすことが脂肪酸のバランスにとってはよいとされています。
更にオメガ3脂肪酸は、摂取するだけでもダイエット効果があります。
どういうことかと言いますと、動物性の飽和脂肪酸は人間の体脂肪と非常によく似ているので体内に溜まる傾向があります。
しかし、背の青い魚(いわし・あじ・さんま・さば・さけ等)や亜麻仁油のオメガ3脂肪酸は、人間の体脂肪とまったくちがうので、体脂肪として体内に蓄積することはありません。
体内に蓄積しないどころか、摂取しただけで体脂肪を燃焼させるエネルギーが発揮され、逆に体脂肪が減るわけです。
非常にありがたい油ですよね。
しかし摂取過多になりすぎると、医学的に非常に危険が伴いますので、摂取する場合は、なるべく自然食品から摂る方が良いでしょう。
一般的にオメガ3脂肪酸とオメガ6脂肪酸の割合は、1:1から1:4ぐらいが良いとされています。
現代人はその割合が1:20とか1:30など、オメガ6脂肪酸の摂取過多に偏っている方が非常に多いのです。
オメガ6脂肪酸は血液をドロドロにさせるのですが、逆にオメガ3脂肪酸は血液をサラサラにする効果があり、高血圧や動脈硬化などにも効果があります。
|
|
オメガ3脂肪酸を
多く含む食品 |
亜麻仁油・しそ油・いわし・あじ・さんま・さば・さけなどの背の青い魚 |
オメガ6脂肪酸を
多く含む食品 |
コーン油・サフラワー油・月見草オイル・ひまわり油など |
オメガ9脂肪酸を
多く含む食品 |
オリーブ油・キャノーラ油・高オレイン酸サフラワー油など |
飽和脂肪酸を
多く含む食品 |
牛肉・豚肉・鶏肉・羊肉・バター・チーズ・牛乳などの動物性脂肪 |
トランス脂肪酸を
多く含む食品 |
マーガリン・ショートニングなど |
|
現代病の原因はオメガ3脂肪酸不足だった! |
病気がイヤなら「油」を変えなさい!―危ない“トランス脂肪”だらけの食の改善法
|